CET-Biofil (バイオフィル)
世界的なRCF(リフレクタリー・エレミック・ファイバー)規制に対応した体液溶解性セラミック繊維を原料としたセラミック・フィルター・エレメント。BiFil(バイフィル)の原料であるアルミナシリケート繊維は発がん性が疑われるということで、日本においても2015年11月より健康障害防止対策が義務付けられて、製造、取扱に厳しい規制が設けられた。BioFilエレメントはRCFに該当しない体液溶解性繊維(アルカリアースシリケートウール=AES繊維)を原料としたエレメントで、BiFil(バイフィル)のオールターナティブとしてご提供するエレメント。
9つの特徴
- BiFil(バイフィル)より繊維径が若干太いため捕集効率は若干落ちる
- 耐熱750℃
- 腐食性ガスに対して完璧な耐性があるとは言えない
- BiFil同様、目詰まりが少なく寿命が長い
- BiFilより空間率が高く、圧力損失が10%程度低い
- 熱衝撃に強く、急激な温度変化にも対応できる
- バグフィルターと同じように高圧エアーでダストの払い落としが出来る
- 既設のフィルターバグとの交換が可能
- エレメント表面が中和薬剤(消石灰、炭カルなど)の保持性に優れ、反応時間を確保できるため乾式脱硫、乾式脱塩の効率が非常に高く、薬剤の消費量も少ない。
BiFil(バイフィル)より優れた点は、上記の圧力損失が若干低い点と、原料繊維の靭性がRCFより高いため強度が15~20%程度高いことである。
製品一覧
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名称 | 全長 (mm) |
エレメント本体 外径(mm) |
エレメント 内径(mm) |
フランジ 外径(mm) |
ろ過面積 (㎡) |
図形 |
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cet-Biofil 1000 C | 1000 | φ60-φ55 | φ40.5-φ34 | φ90 | 0.19 | cet-CF1000-C |
cet-Biofil 1000 G | 1000 | φ60-φ55 | φ40.5-φ34 | φ80 | 0.19 | cet-CF1000-G |
cet-Biofil 1500 C | 1500 | φ60-φ53 | φ40.5-φ32 | φ90 | 0.28 | cet-CF1500-C |
cet-Biofil 1500 G | 1500 | φ60-φ53 | φ40.5-φ32 | φ80 | 0.28 | cet-CF1500-G |
cet-Biofil 3000 C | 3000 | φ150 | φ110 | φ90 | 1.34 | cet-CF3000-C |
cet-Biofil 3000 U | 3000 | φ150-φ135 | φ110-φ95 | φ80 | 1.35 | cet-CF3000-U |